KCPについて
概要*1
今日TwitterのTLを見てるとandroidとKCPについての比較をしているのを目にしたので、KCPとはなんなのか調べてみた。
解説
KCPが使用される理由
KDDIがBREWを使って取り組んだ携帯向けプラットフォーム、それがKCP(KDDI Common Platform)だ。
*2
これだけでは良くわからない。
「携帯電話のソフトウェアが大規模化、高度化、複雑化している中で、商品力を上げ、リードタイム(製品化までに時間)を短くし、安くするにはどうしたらいいか。共通化する部分は共通化し、差別化する点はメーカーごとに取り組む。共通化のためのベースがKCPだ」
つまり、開発のスピードを上げ、なおかつコストを抑えるための答えがKCPである。
KDDIは各メーカごとに共通で使用可能なプラットフォームのベースを作成したのだ。
BREWとは?
BREWとは、QUALCOMM社が発表した、携帯電話向けのソフトウェア実行環境である。携帯電話間の仕様の違いを吸収し、単一のプログラムで多数の携帯電話に対応できるよう設計されている。
そして、KDDIでは、QUALCOMM社製のチップを採用している。
そのため最適化も図れるため他社のようにJavaではなくBREWが使用された。
SnapDragon(このCPU搭載のプラットフォームはKCP3.0になるらしい)
今回はauからガラケー初のSnapDragon搭載機が発売されるらしいということで対Androidという話題になっていた。
すでに複数のスマートフォンに搭載されているSnapDragonだがガラケーに搭載されることでどんな機能を実現できるようになるのだろうか。
非常に楽しみだ!
参考
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0509/20/news032.html
- 「KCP+」導入開始、マルチウィンドウやVIVID UIなどを採用
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/36740.html
- BREW 【Binary Runtime Environment for Wireless】 IT用語辞典e-Words
http://ja.wikipedia.org/wiki/BREW
- ソフィア・クレイドル